ヴィンテージの衣類やレトロメディアの保管方法
衣類やメディアは、数十年放っておいても大丈夫なもので、誰かがひと夏だけ保管方法を間違えると、たちまちダメになります。ほとんどの防げる損傷は、実際に保管中に発生します。
涼しく、乾燥していて、暗い場所が一番です。直射日光は、窓越しであっても、時間の経過とともに染料を退色させ、繊維を弱めます。屋根裏部屋や地下室はどちらも長期保管には不向きです。クローゼットよりも温度や湿度が大きく変動し、その変動こそが素材を劣化させる原因となります。
防虫剤は避けましょう。匂いが生地に永久的に染み込み、完全に除去するのは非常に困難です。杉のブロックや杉のリングは、虫を寄せ付けないという点で同じ役割を果たしますが、虫そのものよりも長持ちする匂いを残しません。
ジャケット、ブレザー、ボタンアップシャツなど、形を保つ必要のあるものはハンガーにかけてください。ニットや厚手のセーターは、ハンガーにかけると肩が永久に伸びてしまうため、たたんでください。
VHSテープ、レコード、トレーディングカードは、立てて保管し、平らに重ねてはいけません。重みはテープのリールを変形させ、レコードは静止していても時間の経過とともに反ってしまいます。
長期保管するものは何であれ、季節ごとに確認してください。小さな問題、例えば虫食いの穴やカードスリーブの黄ばみなどは、早期に発見すれば安く済みますが、後になってからでは高くつきます。